「新JIS漢字総合索引」をazurで利用する



Step1 azurの最新版を入手する

  「新JIS漢字総合索引」は、T-Time専用ファイル形式のttzで作成されています。azurで、ttzファイルを開くことができます。

株式会社ボイジャーのホームページから、azurの最新版をダウンロードしてください。ダウンロードページにインストールの方法も記載されていますので、参照してインストールします。

※30日間の無償試用期間を過ぎた後もazurを使う場合は、ライセンス料が必要となります。詳細は、上記ホームページを参照してください。


Step2 JIS X 0213対応のフォントを用意する

  「新JIS漢字総合索引」では、JIS X 0213で新たに定義された文字コードを使用しています。
これらの文字コードを表示するためには、JIS X 0213に対応したフォントが必要です。

Mac OS Xをお使いの場合、標準でインストールされているヒラギノフォントがJIS X 0213に対応していますので、フォントを新たにインストールする必要はありません。
Windowsをお使いの場合、JIS X 0213に対応したフォントは標準でインストールされていないため、新たにインストールする必要があります。

2004年5月時点で、JIS X 0213に対応していて、自由に使えるフォントとして「XANO明朝」「Kandata」「Habian」等があります。

お使いのOSがWindowsで、「新JIS漢字総合索引」を開くためのソフトとしてazurを利用する場合、「XANO明朝」をおすすめします。azurと「XANO明朝」を組み合わせて使うことにより、2004年2月に追加された10文字を利用することができます。
Windows XPまたはWindows 2000の場合は「XANO明朝U32」を、Windows 98SEの場合は「XANO明朝 通常版」または「XANO明朝L」をダウンロードしてください。
いずれも、ここからダウンロードすることができます。
2004年2月に追加された10文字を表示するには、最新版のフォントが必要です。古いバージョンの「XANO明朝」「Kandata」をインストールしていた場合は、必ず2004年5月9日版以降のバージョンをインストールしなおしてください。

Windows 2000では、システムの設定が初期設定のままでは、0213の、一部の文字が表示できません。これは、Windows 2000日本語版固有の問題点によるものです。
※サロゲートペアによって表現される、BMP(Basic Multilingual Plane、基本多言語面)外の文字が表示されません。つまり、UTF16で表現したとき、16bit(=2byte)で表現される文字は表示可能ですが、24bit(=3byte)で表現される文字は、Windows 2000の初期設定では表示されません。
Windows 2000で、0213の文字を表示するには、システム設定の変更が必要となります。


Step3 「新JIS漢字総合索引」を使う

  azurとフォントの準備ができたら、実際に「新JIS漢字総合索引」を使ってみましょう。
ここからダウンロードしてください。ファイルサイズは、約273KBです。
ダウンロードしたファイルは、zip圧縮されています。適当な場所に解凍してください。

「新JIS漢字総合索引」を使うときには、必ず「表示」メニューの「書体」で、ヒラギノ、XANO明朝、Kandata、Habian等のJIS X 0213対応フォントが指定されていることをご確認ください。2004年2月に追加された10文字を利用する場合は、XANO明朝またはKandataを指定してください。



 

◆「新JIS漢字総合索引」へのご意見、ご質問などは、info@aozora.gr.jpまでお願いします。